【キャスト アクティバ】人気色を調査、ランキングを発表

今回はダイハツの軽自動車『キャスト アクティバ』の人気色（ボディーカラー）を調べてみた。
主には中古車の登録数とGoogle検索回数をもとに調査を実施。これにより ①多く流通している色、②消費者の関心が高い色を判定した。

?人気色ランキング

結論から言うと、中古車の数では①青系、②白系、③赤系の順番で多く、Google検索では①黒系、②青系、③白系の順番で多かった。
これらを踏まえてキャストアクティバの人気色トップTOPを作成した。

調査の詳細は以下の通り。

カラー展開の確認

まずは現行キャストの「スタイル」「アクティバ」「スポーツ」の違いを確認しておこう。基本的に同じ車と考えて良いが外観のデザインが異なる。左からスタイル、アクティバ、スポーツだ。「アクティバ」はミニクーパーのような風貌をしている特徴を抑えておこう。
それぞれに用意されているカラーラインナップも異なっており、今回取り上げるのは「キャストアクティバ」である。カラーラインナップは以下の通り。

２トーンカラー

屋根が白or黒の2トーンカラーもあるが、議論をシンプルにするために、上の基本色と同系統としてカウントする。

カラー系統分類

調査するにあたって、ボディカラーを系統別に分類してみる。おおよそ下記の通り。

人気カラーを調査

人気色は新車販売時に多く出荷された車だろう。多く出荷された車は、中古車としても多く流通しているはずだ。そこで中古車の登録数を調べて人気色を推測してみる。

中古車の登録数

大手のカーセンサー、グーネット、そしてダイハツ公式中古車にて、現行の2015年以降のモデルを調べれば傾向がつかめるはずだ。

キャスト アクティバ 中古車数

形式：2015年以降（調査日：2019年6月28日）
集計結果から①青系（スプラッシュ）、②白系（パール含む）、③赤系が多いことがわかる。ただし在庫が多いだけで「売れ残っている」可能性も否定できない。

検索回数

次にGoogleトレンドを使って検索回数を調べてみたい。こちらで消費者の関心を探ることができるはずだ。ここで上位が本物の人気カラーだろうか。
中古車数の多いカラーに絞って、過去4年間の「WEB検索」と「画像検索」調べてみた。ただし「キャスト アクティバ ＋ 色」とすると十分な検索データがなかったので「キャスト ＋ 色」で調べた。

キャスト 色に関する検索数

出展：Googoleトレンド（調査日 2019年6月27日）
ウェブ検索、画像検索とも「黒系」が多く検索されていることがわかる。注目したいのが画像検索で、画像検索の方がより消費者の関心を反映しているといえそうだ。
その画像検索にて、色やキーワードを変えて検索数を調査してみる。スコア化すると以下の通り。

①黒系、②青系、③白系、④赤系の順番で多く検索されていることがわかる。以上を踏まえてキャストアクティバの人気色をランキングしてみた。

人気カラーの系統

1位 【黒系】ブラックマイカメタリック

最も画像検索の数が多かった。「ブラック×ブラック」と、屋根が白の「ブラック×ホワイト」がある。「ブラック×ブラック」のキャストアクティバは、とてもクールでかっこいい。

2位 【青系】スプラッシュブルーメタリック

2つある青系の中ではこちらの「スプラッシュブルー」の方が人気傾向が見られた。ツートンカラーは屋根が白と黒の2種類、モノトーンも加えて合計3種類がある。ツートーンカラーはミニクーパーのような雰囲気もある。

3位 【白系】パールホワイトⅢ

無難で幅広い世代に人気の白は3位となった。モノトーンよりも屋根が黒のツートンからの方がモダンな印象がある。

4位 【青系】ディープブルークリスタルマイカ

青系の人気傾向が見られたが「ディープブルー」は4位となった。こちらはスポーティーな印象がある。

5位 【赤系】ファイアークォーツレッドメタリック

赤系も人気だ。こちらもスポーティーな印象がある。ツートーンの赤黒はより引き締まった印象で、色の配色バランスも良くカッコいい。