今回はHONDAの新型「CR-V」について、内装・インテリアを見ていきたい。
CR-V 内装・インテリアチェック
インパネ周り
まずはインパネ周りのデザインだ。
とてもシンプルでスタイリッシュだ。水平方向のデザインを基調としていて、シンプルで無駄がない。
所々にウッドパネルが見えるが、ナチュラル調の木目となっており、おじさん臭くなっていないところが良い。
コックピットの印象も良い。メーターはデジタル表示形式だ。ボタン配置も乱雑しておらず操作しやすそうだ。「シンプル」かつ「モダン」と言った言葉が連想される。
標準のナビは『Apple CarPlay』に対応している。ただし『Androidオート』には対応していないようなので注意したい。
内装色の展開
内装の種類およびカラーは展開は3種類ある。
・黒系 ブラック ファブリック
・黒系 ブラック レザー(本革)
・茶系 ブラウン レザー(本革)
ファブリック製シート
本革シート
レザーシートは上位グレードの『EXマスターピース』標準装備となる。カラーは「ブラウン」か「ブラック」が選べる。
パワーシート
運転席の8ウェイパワーシートは、ベースグレード『EX』以上で標準装備となっている。助手席の4ウェイパワーシートは、上位グレード『EXマスターピース』の標準装備だ。
2列目シート
2列目シートの膝周りもゆったりとした印象だ。中型のSUVだけあって後席の快適性は高そうだ。
尚、2列目シートの中央アームレストを倒せばゆったりとした肘掛けとなり、ドリンクホルダーも配置されたセンターコンソールになるようだ。
3列目シート
ガソリン車のみとなるが、CR-Vは「2列シート(5人乗員)」または「3列シート(7人乗員)」が選べる点が大きな注目点だ(ハイブリッド車は2列のみ)。公式サイトの動画では大人6人が同時に乗り込むシーンがある。
さすがに大型ミニバンのようなユトリはなさそうだが、窮屈な雰囲気でもない。
モーターファン別冊「新型CR-V」のすべてによると、3列目シートは「頭上に隙間はあるが居住空間としては広くないので短時間向き」と評されている。
恐らく子供だったら十分だろう。例えば拡大家族で移動する場合、2列目に祖父母、3列目に子供たちといった具合ならちょうど良さそうだ。
ラゲッジスペース
荷室は十分に広い印象だ。最少横幅1045mm 最大奥行き約1900mmが確保されている。
特徴としてはホイールハウス(後輪)の張り出しが少ない点があげられる。
フラット化もOK
2列シート3列シートどちらのモデルを選んだ場合でもシートを倒せば床面がフラットになるように設計されている。
ハンズフリーパワーテールゲート
電動の「パワーテールゲート」は、ワンボタンまたはフットアクション(車の下で足を出し入れ)で自動閉会してくれる。
ただし、ベースグレードの『EX』には非搭載。上位グレードの『EXマスターピース』で標準装備となっているので注意したい。
総評
細かなところまで作り込まれている印象があって好感が持てる。各所に充電用USBも配置されているようで、現代人のニーズに合わせてくれていて嬉しい。
子育て世代にとっては3列シートは心強い。必要の無い時は倒しておけば良い。空間がゆったりしているので子供が成長した場合でも4人家族なら窮屈さを感じる事はないだろう。「長く乗れる車」といった印象がある。
レザーシートの「ブラウン」はとてもかっこいい。洗練された印象がある。ただし、レザーシートが装備される『EXマスターピース』はベースグレード『EX』に比べて約35万円アップするので予算と要相談。
ファブリック製のブラックシートでも十分にカッコいいし、多少の汚れを気にせずガンガン乗りこなしたいならこちらで良いかもしれない。
https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/interior/design/