トヨタ自動車より新型『RAV4』が発売されて2ヶ月が過ぎた。
そこで今回は新型RAV4人気、消費者の関心と熱狂を、GoogleトレンドとYahooリアルタイム検索を使って検証してみたい。
Google検索の推移
まずはGoogleトレンドを使って検索動向を探ってみる。新型RAV4の日本発売日は4月10日だったが、どのように推移しているだろうか。
4月10日から急増
出展:Googleトレンド(調査日:2019年6月20日)
直近1年間で見ると、発売日に向けてじわじわ上昇、そして発売日の4月10日頃から急上昇していることがわかる。
ライバル車との比較
単体では分かりづらいので、同じく人気の中型SUV、TOYOTA「ハリアー」と、SUBARU「フォレスター」も加えて比較調査してみたい。
やはり4月10日以降にハリアー、フォレスターを上回った。(ただしハリアーの安定した検索ボリュームも見逃せない。)
画像検索では肉薄
画像検索で見てみると、発売日以降に上昇したが、ハリアーもフォレスターも相変わらず検索数が多い。良い勝負をしている。というか、ハリアーが多い。
YouTube検索では圧倒
YouTube検索で見てみると、4月10日の発売日以降にRAV4がハリアー、フォレスターを上回って検索されていることがわかる。
注目新型車(日本再上陸)とのことで、①多くのモータージャーナリストやカーチューバーが試乗・内外装インプレッション動画を投稿したこと、②それらに関心をもったユーザーが多かったこと、ことだろう。総じて良いスタートを切ったのではないだろうか。
ツイート数の動向
Yahooリアルタイム検索を使って、ツイート数の動向を調べて見よう。ここでも、ハリアーとフォレスターと比較してみる。データは最大30日前までしか遡れなかったが、下記の通り。
RAV4は多いが、特別ではない
出展:Yahoo!リアルタイム検索(調査日:2019年6月20日)
比較対象の「ハリアー」「フォレスター」は同名の別ワードも拾ってしまうので、「RAV4」も含め頭にそれぞれトヨタ、スバルを加えて検索している。
データを見ると、ツイート数ではRAV4が特別に多いという訳ではなく、ハリアーもフォレスターも安定して多いことがわかる。
「納車」ツイートは5月27日がピーク
「RAV4 納車」というキーワードで検索すると、5月27日がピークだった。
これには「納車しました」も「納車待ち」のツイートも含まれるが、「RAV4 納車」というキーワードで最も盛り上がったのが、発売日から約5週間後だったことがわかる。