ウェイク vs Nボックス どっちが人気?比較調査

ウェイク vs Nボックス 人気はどっち?

今回は軽自動車の「ダイハツ ウェイク」「ホンダ Nボックスについて、人気度を比較調査してみた。ネット上ではどっちが人気車だろうか?
調査は出荷状況を把握するための①出荷台数と中古率を調べ、さらにネット上の人気を視覚化するために②Googleの検索回数、③SNSの投稿数を調べて比較検証している。

結論

ウェイク vs Nボックス 人気を比較検証
結論から言うと、出荷台数と中古率、ネットの検索回数やSNS投稿数など、全ての項目でNボックスが上だった。一部、YouTube検索数などではウェイクの方が多い項目も見られたが、総合的に見ればNボックスの方が人気車と判断できる内容だった。

ウェイクNボックス
出荷台数と中古率-
検索回数-
SNS投稿数-
総合判定-人気!

以下は調査の詳細。

出荷台数と中古率

✔︎新車・中古とも、Nボックスが人気
出荷台数と参考指標としての中古率を比較してみる。中古率はカーセンサーの中古車数(直近3年間)を、新車時の月間平均販売台数で割って求めてみる。

中古率は相対的な指標なので数字自体に意味はないが、数字を比べてみて低い方が、出回っている中古車が相対的に少ない⇒人気と判断できる。

出荷台数と中古率 ウェイク vs Nボックス

ウェイクNボックス
月間販売台数227019900
中古車数
(カーセンサー)
7252244
中古率32%11%
判定-人気!

調査日:2019年7月5日
月間平均販売台数は2018年10月〜19年3月。カーセンサーは両車種とも2017年以降のモデルで集計。

ウェイクもそれなりの人気車だが、出荷台数ではNボックスが圧倒的に多い。注目すべきは中古率で、どの程度市場に中古が出回っているかを示す数字だが、Nボックスの方が中古が相対的に少ないとわかる。
つまり、Nボックスが新車の月間販売台数も多く、中古率も低い(=人気)と読み取れた。

検索数の比較

Googleトレンドを使ってそれぞれの検索回数を調べてみる。ネット上でどれだけ検索されているだろうか?今回は過去5年間の少し長いスパンで比較してみる。

ウェブ検索

ウェブ検索を比較(ウェイク/NBOX)2019年7月7日
ウェブ検索を比較(ウェイク/NBOX)2019年7月7日

出展:Ggoogleトレンド(調査日 2019年7月7日)
✔︎ウェブ検索では、Nボックスが多い
なかなか良い勝負をしているが、全体の平均で赤線Nボックスの方が多い。Nボックスの検索が2017年8月頃に上昇しているのは、モデルチェンジのニュースがあった頃だ。Nボックスはモデルチェンジ後に検索数が底上げされている印象だ。
一方の青線ウェイクだが、もしかしたら車意外の他の検索も拾ってしまっているかもしれない。この5年間はフルモデルチェンジや大きなニュースがなかったためか検索数の上下はさほど見られない。

画像検索

画像検索を比較(ウェイク/NBOX)2019年7月7日
画像検索を比較(ウェイク/NBOX)2019年7月7日

✔︎画像検索でも、Nボックスが多い
画像検索の方がより興味や関心を示していると言えるだろう。どちらも良い勝負をしているが、やはり全体的に赤線のNボックスが多い。

YouTube検索

YouTube検索を比較(ウェイク/NBOX)2019年7月7日
YouTube検索を比較(ウェイク/NBOX)2019年7月7日

✔︎YouTube検索では、ウェイクが多い
最後にYouTube検索である。こちらは青線のウェイクの方が多い。2018年4月に急増しているがこの時のニュースを調べてみたが、特筆するようなニュースはなかったように思う。この頃のYouTubeを調べてみると、ウェイクの最大の特徴である広さをレビューする動画が多数投稿されていた。

検索数の比較まとめ「ウェイク」vs「Nボックス」

ウェイクNボックス
ウェブ検索-
画像検索-
YouTube検索-
判定-人気!

ウェイクは、Nボックスの圧倒的な販売台数に比べれば頑張っている方かと思うが、ここは機械的に得点1対2で、Nボックスを勝者と判定してみたい。

SNSの投稿数

SNSの投稿数を比較してみる。こちらでは①ツイッター、②みんカラ、③インスタグラムを見てみよう。

ツイッター

Twitter投稿数は「Yahoo!リアルタイム検索」で調べてみる。こちらでは過去30日までしか遡れないため調査日によってブレるかもしれないが、参考指標として見てみる。

出展:Yahoo!リアルタイム検索(調査日 2019年7月5日)
✔︎ツイッターでは、引き分け!
難しいことに「ウェイク」は自動車だけでなく「ウェイクボード」などのつぶやきデータも拾ってしまった。公平に判定できないため、ここは引き分けとしたい。
尚、N-BOXはアルファベット、カタカナ両者で調べてみたが、それぞれ一定のつぶやき数を確認できた。

みんカラ

日本最大級のクルマSNS「みんカラ」において、ユーザー登録数(=愛車紹介)を比較してみる。

出展:みんカラ(調査日 2019年7月)

ウェイク 合計:1,461
Nボックス(カスタム含む) 合計:10,273

✔︎みんカラでは、Nボックスが多い
Nボックスは「ノーマル」と「カスタム」を合計値だが、Nボックスが圧倒的に多い。やはり多数の新車販売の実績があるからだろう。

インスタグラム

最後に「インスタツール」を使って、Instagramの#(ハッシュタグ)投稿数を比較してみる。車種名の代表的なタグでどちらが多く投稿されているか?

インスタタグ数の比較

インスタ投稿比較「ウェイク、NBOX、Nボックス、エヌボックス」2019年7月7日

出展:インスタツール(調査日 2019年7月7日)
✔︎インスタのタグは判断が難しいので、引き分け!
「NBOX」のタグが多いが、アルファベットのみのタグは海外で使われている可能性もある。単純にカタカナで単純に評価した場合はウェイクが勝っている。
しかしやはり、「ウェイク」でも自動車だけではないウェイクボードなどのタグも拾ってしまっている可能性もある。ここでは判断が難しいので「引き分け」にしたい。

SNS投稿数まとめ ウェイク vs Nボックス

ウェイクNボックス
Twitter--
みんカラ-
インスタ--
判定-人気!

SNS投稿においてはNボックスが、1勝2分で勝者とした。しかし内容は判断の難しいところだった。圧倒的な販売台数を誇るNボックスに対して、ウェイクもそれなりに頑張っているように見えた。

まとめと振り返り

・新車および中古車の人気 ⇒ Nボックス
・Google検索の人気 ⇒ Nボックス
・SNSの人気 ⇒ Nボックス

ウェイク vs Nボックス 人気比較の結果
総合判定… 軽自動車 ダイハツ「ウェイク」 vs ホンダ「Nボックス」の人気比較は、大項目で見ればNボックスの全勝だ。しかし、個別の内容ではウェイクも良い勝負をしていたように思う。
また、王道を行くハイト系軽自動車の「Nボックス」と、縦方向に大きく積載量が自慢の「ウェイク」は、キャラクターの異なる車だ。ドライバーの用途こそ最重要で、ネットの人気度は参考として見てほしい。