今回は10月30日に発表されたホンダの「2018年度中間決算」を振り返ってみたい。尚、このブログは投資系ブログではないので、自動車の販売動向などに焦点を絞ってまとめている。
サマリー
まず、全体像を確認しおておくと、2018年度上期(6ヶ月間)の累計で、売上、営業利益ともに前年度を上回った。特にアジアの二輪車の販売が好調だったようだ。四輪車の販売は微増といった感じだ。
四輪事業の販売動向
四輪事業の地域別販売動向を見てみると「日本」「北米」中国を含む「アジア」市場の割合が大きいことがよくわかる。販売台数の合計値は第2四半期(3ヶ月)だけ見ると前年同期比で減少している。
日本市場
主要市場の動向見てみよう。日本市場では前年同期比(6ヶ月累計)でやや増加といった感じだ。車種ではお馴染みの「N-BOX」(新車販売台数13ヶ月連続1位)や、「新型CR-V」が寄与したようだ。
北米市場
アメリカ市場では前年同期比(6ヶ月累計)でやや減少だった。車種別では、ライトトラック(SUV)の「Pilot」や、セダンでは「Civic」が好調なようだ。
中国市場
中国市場でも前年同期比(6ヶ月累計)で9%近い減少となった。ただし中国市場でも「Civic」は好調なようだ。
その他トピック
その他のトピックスとして、先日ニュースリリースでもあったように「クルーズ、GMと無人ライドシェアサービス用車両の開発で協業」が示された。
https://www.honda.co.jp/investors/library/financialresult.html