レガシィアウトバック おすすめグレード調べてみた

レガシイアウトバックおすすめグレード_メイン

今回はスバル『レガシィアウトバック』について、人気おすすめグレードを調べてみた。
【ざっくり言うと...】
質感を求めるなら...Limited(リミテッド)

グレード展開


詳しく見ていこう。現行モデルのグレード展開は下記の通り。エンジンは一種類。燃料はレギュラーガソリンだ。

2.5L 水平対向 4気筒 DOHC

グレード名動力参考価格
通常車4WD329万〜
Limited4WD356万〜
X-BREAK4WD340万〜

レガシイアウトバックは、大型のツーリングワゴンとも、クロスオーバーSUVとも言える車である。全長4820mmの比較的大きな車だが、シートは2列の5人乗りのみの設定となっている。

通常/Limitedの違い

ベースグレード「通常車」「Limited(リミテッド)」では主に下記のような違いがある。

  • 18インチアルミホイール/通常は17インチ。
  • 本皮シート(ブラックorアイボリー)/通常はファブリック。
  • ステアリングなどの内外装の装飾の質感アップ。
  • その他



詳細はスバル公式もチェックしておきたい。
https://www.subaru.jp/legacy/outback/grade/grade.html#grade2

X-BREAK(エックスブレイク)

こちらはSUBARU60周年記念車として2018年9月にリリースされた特別仕様車だ。

シートは「撥水性ファブリック+合皮」、内外装にはイエローとグリーンの差し色が入り、外観も「ブラックバンパー」や「ルーフレール」が付くなど、アクティブでアウトドア派の印象だ。年齢も少し若々しい印象になる。


https://www.subaru.jp/legacy/outback_x-break/

人気売れ筋ランキング

車情報サイトの「オートックワン」で人気グレードランキングを確認しようとしたが、レガシイアウトバックはデータが反映されていなかった。

スバル公式の中古車検索で推測

そこでスバル公式の中古車情報「SUGDAS(スグダス)」で在庫量を調べて推測してみたい。現行モデルのレガシイアウトバックは100台超の登録があったが、グレード別では下記の通りだった。

  • 通常車 / 18台
  • Limited(リミテッド) / 94台

Limited(リミテッド)が売れ残っているという考え方もあると思うが、これだけ数が違えば「Limited(リミテッド)の方が新車時の出荷台数が多かった。」と考えた方が自然だろう。従ってLimited(リミテッド)の方が人気があると考える。※Xブレイクはまだ新しいので省いている。
https://ucar.subaru.jp/php/catalog/model.php?car_cd=10452012&getyear=201410

リセールバリュー

「価格.com」では買取価格・相場をざっくり確認することができる。レガシィアウトバックのグレード別買取価格上位は下記の通り。

同年式の価格差が約30万といったところか。現行の新車時の約27万と近いが、Limited(リミテッド)の方が値落ちが大きい(ベースグレードの方がリセールバリューは良いように思える。単に中古車の流通量の違いか。
http://kakaku.com/item/70100610579/kaitori/#tab

専門家のオススメ

モータージャーナリストの岡本幸一郎さんは、雑誌でレガシィアウトバックのグレードについて下記のようにオススメしている。

  • 充実した内容の割りに価格が控えめと高評価。
  • 従来はスタブレックス・ライドを搭載した「Limited(リミテッド)」を無理してでも選ぶべきとしていたが、17年9月の改良で通常車でも不快な揺れが軽減された。

参考:2018-2019年 国産&輸入SUVのすべて (モーターファン別冊)

個人的な見解

レガシィアウトバックは上質な部類の車だ。ターゲットの年齢層も高いと思われる。
従ってどうせならレザーシートとなる上質な「リミテッド」が好ましい。新車価格で約27万程度違うが、それだけの価値はあるように思う。リセールバリューを考えるなら汚れが目立たないブラックレザーが良いと考える。

現行のレガシイアウトバックは、グレード展開はとてもシンプル。エンジンや動力性能も一本化されているため、迷うことは少ない。あとは質感で決めれば良いと思う。
レザーシートやタイヤのインチアップだけでなく、様々な装飾の質感がアップする。個人的には新車時で約27万の価格差なら十分に価値があるように思う。