今回はスバルの『XV』について、おすすめグレードを調べてみた。
【ざっくり言うと...】
- ベースグレードはやめとけ。
- 真ん中の「2.0i-L」が無難でオススメ。排気量アップに加えて装備が拡充。
- 走りを重視ならワンランク上げて「2.0i-S」。タイヤが18インチにアップ。
- ライトユーザーならワンランク下の「1.6i-L」。
グレード展開
まずはグレード展開を整理しておこう。現行モデルのスバルXVは、下記のグレードがラインナップされている。エンジンはスバルおなじみの水平対向エンジンで、排気量で2種類ある。
スバルがe-BOXER搭載の最新「XV」を披露(WebCG)
1.6L 水平対向 4気筒 DOHC
グレード名 | 動力 | 参考価格 |
---|---|---|
1.6i アイサイト | 4WD | 213万〜 |
1.6i-L アイサイト | 4WD | 224万〜 |
枝番がわかりやすいように赤字でハイライトしている。
2.0L 水平対向 4気筒 DOHC
グレード名 | 動力 | 参考価格 |
---|---|---|
2.0i-L アイサイト | 2WD/4WD | 248万〜 |
2.0i-S アイサイト | 2WD/4WD | 267万〜 |
各グレードの違い
スバルXVは、すべてのグレードで2列シート/5人乗り。駆動は4WD。燃料はレギュラーガソリンだ。
グレード展開は、枝番にあまり意味はなく大雑把に4段階で考えた方がわかりやすい。整理すると下記の通り。
グレード | 主な内容 |
---|---|
1.6i | ベースグレード(17インチタイヤなど) |
1.6i-L | X-MODE、パドルシフト、マルチファンクションディスプレイなどが搭載される。 |
2.0i-L | 排気量アップ。上記搭載に加えてアルミペダルや表皮巻センタートレイ加飾など装備。 |
2.0i-S | 上記に加えて18インチタイヤなど。 |
ボタンをオンにすると悪路の走破性を高めることができる。
ルーフレールやレザーシートはメーカーオプションとなっている。その他、細かな仕様の違いがあるので購入検討の際はよく確認してほしい。公式サイトのスペック表が参考になる。
https://www.subaru.jp/xv/xv/spec/
人気ランキング
車情報サイトの「オートックワン」では、どのグレードが人気なのかランキングを確認することができる。ランキング上位は下記の通りだった。
- 1位 2.0i-L アイサイト
- 2位 2.0i-S アイサイト
2.0Lのエンジンが大きなものが上位だった。
https://autoc-one.jp/catalog/subaru/xv/grade/#gradeList
リセールバリュー
「価格.com」では買取価格・下取り相場をざっくり確認することができる。スバルXVのグレード別買取価格上位は下記の通り。
ただし、今回は「2.0系」データがなかったためあまり参考にならない。グレード別のリセールバリューはいまいちよくわからない。
http://kakaku.com/item/K0000124017/kaitori/#tab
専門家のオススメ
モータージャーナリストの熊倉重春さんは、雑誌でスバルXVのグレードについて下記のようにオススメしている。
- せっかくのクロスオーバーなので、少しパワーのある2.0系を勧めたい。
- 目的地までのスバル的ツーリングを楽しむなら2.0i-Sがおすすめ
参考:2018-2019年 国産&輸入SUVのすべて (モーターファン別冊)
個人的な見解
最も廉価版の「1.6 i」は装備品が少ないため、できれば「1.6 i-L」以上を選びたい。おそらくこの車を選ぶユーザなら、多少なりともアウトドアシーンでの利用も考えるだろう。寒い地域では雪道走行も考えたい。すると「X-MODE」が備わったモデルがほしい。
エンジンは1.6系と2.0系で迷うが、高速道路に乗る機会が多いなら2.0リッターにしておいた方が後悔がなさそうだ。近郊の移動だけなら1.6系でも良い気がする。