SUBARU、2018年度中間決算ハイライト|リコール費用で減収減益

SUBARU 2018年度第2四半期決算 表紙

今回は11月5日に発表されたSUBARU(スバル)2019年3月期「第2四半期決算」(2018年度中間決算)について振り返ってみたい。
尚、このブログは投資系ブログではないので詳しい財務分析ではなく、業績や販売動向などをざっくりとまとめたい。

サマリー

まず、全体像を把握しておくと、業績面では第2四半期(6ヶ月累計)の営業利益が前年同期比△1,571億円(74.1%減少)となった。悪い数字だ。要因としては、大規模リコール、フォレスターモデルチェンジに伴う買い控えなどが挙げられた。
SUBARU 2018年度第2四半期決算 サマリー

地域別の業績

地域別の業績では、主力の米国で減少してしまったことが大きい。さらに国内での減少も目立つ。
SUBARU 2018年度第2四半期決算 地域別完成車販売台数

営業利益の増減要因

利益を押し下げてしまった要因は「諸経費等」「売上構成差等」が大きい。特に「諸経費」のうち「クレーム費」が多く計上されている。これはつまりリコール費用だ。
SUBARU 2018年度第2四半期決算 利益増減要因

ポジティブニュース

大規模リコール、北米の不振とバッドニュースが多かったが、少しだけポジティブニュースも聞かれた。

  • 国内では7月にフルモデルチェンジをした「フォレスター」の販売が好調。
  • 北米市場では新型車「アセント」や「SUBARU XV」などが好調。

信頼を取り戻すべく頑張ってほしい。
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